2005年06月27日

データ流出のダメージが広がっている

前に「クレジットカード情報流出の影響」という記事を書いたけど、やはり影響はかなりあるようだ。

CNETJapanの記事「相次ぐデータ流出がオンラインサービスにダメージ--米調査」によれば、米国の調査会社ガートナーの調査。
市場調査会社Gartnerが米国時間23日に発表した調査によると、セキュリティへの懸念からウェブユーザーの75%はオンラインショッピングの際、どこで買い物するかについて以前よりも慎重になっており、また3人に1人は、これまでよりも買い物を控えているという。この調査は米国で5000人のネットユーザーを対象に実施された。


これは先日のカードデータ流出事故に関してだけではなく、
フィッシング詐欺の被害(同調査では240万人という!)などによる影響も大きい。

ネット上の詐欺は巧妙化しているし、
詐欺ではなくても、
巧妙な手口で不必要な物や情報を購入して
嫌な思いをしたというユーザーが増えていけば、
オンラインビジネス全体の信用が低下していく。


例えば、アダルトサイトなどでは、
ワンクリック詐欺の横行が、契約者の伸びを低下させているらしい。

ワンクリック詐欺を知らない方に解説すると、
あるサイトの画像などをクリックすると、
それで契約が成立したかのような画面が現れ、
IPアドレスやそれから分かる情報などが表示される。
インターネットに詳しい人なら、
そんなIPアドレス情報はすぐ取得できることは知っているし、
このような契約自体も違法だ。
しかし、中には驚いてお金を振り込む人もいる。
振り込め詐欺の一種だと思えばいい。

そういう犯罪行為は論外としても、
ネットでの商取引には個人情報をさらすというリスクは常にあるので、
それが保護されないと、信頼度が低下して利用者が減るのは当然だ。

例えば、先日の「価格.com」のサーバーハッキング騒ぎなども、
その後の同社の対応が、利用者にとって後味のいいものとは言えなかった。

話を転じれば、マーケットプレイスでの購入だって、
出品者には住所・氏名・メールアドレスが渡されるのだから、
自然に個人情報は蓄積される。
(カード情報は渡されないからまだましだが)

利用者にとって不信を招く行為や
不愉快な取引は、利用者ばなれを加速させかねない。
お互いの信頼感を高められるようなにという気持ちを、
個々の出品者も心に刻む必要がありそう。


posted by 自游人 at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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